日商簿記の受験を検討していますか?
日商簿記は3級でも役立ちますが、就職・転職活動を考えると2級の取得が望ましいです。
そのため、中には3級は受けずにいきなり2級を受験しようと考える人もいるかと思います。
私は簿記2級から受験して、見事に失敗しました
今回は私が失敗した体験談と、いきなり簿記2級を受けるならどう勉強すれば良いか解説したいと思います。
私のやった事(失敗体験談)
いきなり簿記2級の勉強を開始
私はまず、簿記2級のテキストと問題集を買って読み始めました。
これまで簿記の勉強はした経験が無いのに、です。
理解はできるものの、仕訳の基本ができていないため、練習問題ではよく間違えました。
決算整理もかなり苦手意識を感じました
何しろ3級よりも複雑な修正仕訳のある2級をいきなり解いたからです。
試験を受けるも商業簿記はよく分からない
第146回の試験を受けましたが、商業簿記に歯が立たず、惨敗しました。
工業簿記に関してはそれなりでした。
工業簿記は2級から始まる分野のため、正しい学習ができていた訳です。
簿記3級から勉強したらよく分かった
2級受験の後、私生活が忙しくなった事もあり、簿記の事は諦めていました。
しばらくしてから考え方が変わり、資格取得でなく、簿記の基礎を理解しようと思うようになりました。
この辺り、心境の変化がありました
そこで簿記3級のテキストを買ってきて読み解いていると、結構理解できるのです。
2級の時つまづいたポイントも、3級のテキストで読むと理解できる事がありました。
私の失敗は明らかに、簿記2級テキストから学習を始めた事です
簿記3級に合格→簿記2級に合格
その後、順調に簿記3級に合格。
簿記の基本を理解できたと実感しました
簿記2級もとりあえず受けるかと思い、連結会計に戸惑いながらも合格できました。
3級を飛ばして2級合格する方法
ここまで私の経験談を話しましたが、ここからは3級を飛ばして2級に合格する方法について説明します。
3級のテキストは必読
最も大事なのは、簿記3級のテキストを入手する事です。
簿記3級で、仕訳と決算整理に慣れないと2級を学ぶ時につまづく原因になります。
まずは3級テキストを一通り読んで、練習問題を解いてみましょう。
4コマ漫画の面白い、パブロフ流で学びました。